引っ越し後の手続き——住所変更・移管・新住所地での再加入の流れ

引っ越しをした際の手続きは、転居先が同一県内か県外かによって異なります。

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同一都道府県内の引っ越しの場合は、「住所変更届」の提出のみで手続きが完了します。電話・郵便はがき・マイページ(Web)のいずれかで変更できます。他都道府県への引っ越しの場合は、以下の流れで手続きを行います。

  1. 現在加入している都道府県の共済に連絡し、移管手続きの書類を取得する
  2. 転居先の都道府県の共済に問い合わせ、移管の受け入れが可能か確認する
  3. 必要書類を郵送し、保障内容を新住所の都道府県へ引き継ぐ

移管手続き後は新住所地の割戻率が適用されるため、割戻金の金額が変わる場合があります。いったん解約してしまうと再加入できないケースもあるため(特に高年齢の場合)、解約よりも移管手続きを優先することが大切です。

東京・大阪・北海道——大都市圏の県民共済の特徴

東京都民共済(都民共済)は、全国生協連グループ傘下の組織として東京都に在住・勤務する方を対象とします。割戻率は高い水準を維持しており、2024年度の総合保障型・入院保障型の割戻率は38.57%でした。大阪府民共済(府民共済)は大阪府を対象として osaka.kyosai-cc.or.jp で運営されています。生命共済・傷害保障型共済・新型火災共済の3商品が中心で、商品構成はグループ内の他組織と共通しています。北海道道民共済は広大な道内を1つの組織がカバーしており、雪害を含む新型火災共済のニーズが特に高い地域です。

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県民共済とこくみん共済(全労済)はまったく別の組織

「県民共済」と混同されやすいのが「こくみん共済 coop(全労済)」です。こくみん共済の正式名称は「全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)」であり、都道府県民共済グループとは完全に別の組織です。

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項目都道府県民共済グループこくみん共済 coop(全労済)
運営組織全国生活協同組合連合会全国労働者共済生活協同組合連合会
加入条件対象都道府県に居住または勤務出資金を払い込み全国どこでも加入可
割戻率(2024年度参考)都民共済 総合保障型 38.57%総合保障タイプ2口 17.8%

こくみん共済は加入先都道府県の居住・勤務要件がなく全国どこからでも加入できますが、割戻率は都道府県民共済グループよりも低い傾向があります。

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まとめ——自分の都道府県の共済を正しく見つけるための3ステップ

ステップ1: 全国生協連の公式サイト(kyosai-cc.or.jp)の「全国の都道府県民共済」から自分の都道府県を探す。

ステップ2: 神奈川の場合は「全国共済(神奈川)」(zenkokukyosai-kanagawa.kyosai-cc.or.jp)が都道府県民共済グループの正式組織であることを確認する。「かながわ県民共済」(kenminkyosai.or.jp)は独立系の別組織。

ステップ3: 引っ越し後は解約より移管手続きを優先する。移管後は新住所地の割戻率が適用される。都道府県民共済グループとこくみん共済は全く別の組織であることも覚えておく。