この記事でわかること
- 「国民共済 火災保険」という呼び名の正体と、こくみん共済 coop・県民共済 の組織の違い
- 住まいる共済(火災共済+自然災害共済)の保障内容・掛金の目安・メリット・デメリット
- 住まいる共済と県民共済 新型火災共済の比較表と、それぞれに向いている人の特徴
「国民共済 火災保険」とはどこの共済?名称を整理しよう
「国民共済」という呼び名は一般に広まった通称・旧称ですが、正式な組織名ではありません。現在の正式名称は「こくみん共済 coop」(旧:全国労働者共済生活協同組合連合会、略称:全労済)です。2019年に名称をリニューアルし、全国展開しています。
一方、「県民共済」は全国生活協同組合連合会(全国生協連)が各都道府県の生協を通じて運営する共済グループです。都民共済・道民共済・府民共済なども同系列で、組織としてこくみん共済 coopとは一切関係がありません。
| 名称 | 正式組織 | 運営母体 | 商品例 |
|---|---|---|---|
| こくみん共済 coop(旧国民共済) | 全国労働者共済生活協同組合連合会 | 労働者共済系・全国組織 | 住まいる共済、こくみん共済など |
| 県民共済(都民・道民・府民共済) | 全国生活協同組合連合会(全国生協連) | 各都道府県の生協 | 新型火災共済、総合保障型など |
「国民共済で火災保険に入りたい」という場合、一般的にはこくみん共済 coopの「住まいる共済」を指しています。
こくみん共済 coop「住まいる共済」の2つの商品
住まいる共済は「火災共済」と「自然災害共済」の2商品から成ります。
火災共済は基本となる商品で、火災・落雷・破裂爆発・突発的加害行為・他人の住居からの水ぬれなどに対応します。保障口数は2口単位で設定でき、最高600口(保障額6,000万円)まで加入できます。自然災害共済は火災共済にセットして加入するオプションです。台風・洪水・地震・津波・噴火など、民間保険では別途地震保険が必要なリスクをまとめてカバーします。プランはベーシックとエコノミーの2種類です。
| 商品 | 対象リスク | 最高保障額 |
|---|---|---|
| 火災共済 | 火災・落雷・破裂爆発・水ぬれ等 | 6,000万円(600口) |
| 自然災害共済ベーシック | 風水害・地震・津波・噴火 | 風水害5,700万円/地震1,800万円 |
| 自然災害共済エコノミー | 風水害・地震・津波・噴火 | 風水害3,000万円/地震1,200万円 |
