「銀行預金をこのまま置いておくだけで大丈夫だろうか」と感じる50代以上の方は少なくありません。

物価上昇や老後資金への不安があるなかで、預金の一部を投資に回すことを考える人もいます。ただし、銀行預金をすべて引き出して、いきなり株式投資に回す必要はありません。

大切なのは、生活費や急な出費に備えるお金を預金で残しつつ、余裕資金の置き場所を考えることです。その選択肢として、株式投資、投資信託、ETF、NISAなどに関心を持つ人が増えています。

銀行預金を見直す50代以上が増えている背景

日本銀行は、消費者物価の前年比上昇率2%を「物価安定の目標」としています。(※1)

物価が上がると、同じ金額の預金でも将来買えるものが少なくなる可能性があります。たとえば、今は100万円で買えるものでも、物価が上がれば、将来的には同じ100万円では足りなくなるかもしれません。

50代以上になると、老後資金、退職金、年金、医療費、住宅費、家族の生活費など、お金の悩みがより現実的になります。そのため、「預金だけでよいのか」「少しは資産運用を考えた方がよいのか」と感じる人もいるでしょう。

ただし、預金は不要なものではありません。生活防衛資金として、すぐに使えるお金を銀行預金で持っておくことは大切です。投資を考える場合も、まずは生活資金と投資資金を分けることが基本になります。