「飲み物のカリウム量を数値で確認したい」という方に向けて、主な飲み物の含有量を整理しました。

この記事でわかること
・玉露・野菜ジュース・豆乳など、カリウムが多い飲み物の含有量一覧
・麦茶・紅茶・炭酸飲料など、カリウムが少ない飲み物との対比
・腎機能が低下している場合に飲み物の選択で注意すべき点

カリウムが多い飲み物(含有量一覧)

飲み物のなかでカリウムが特に多いのは、玉露・野菜ジュース・トマトジュース・豆乳・オレンジジュース・牛乳です。下の表は文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」および各製品の成分表示値をもとにしています。

出典:文部科学省 食品成分データベース、メディカルフードサービス

飲み物カリウム(100mlあたり)
玉露(浸出液)340mg
野菜ジュース(食塩無添加)約350mg
トマトジュース(食塩無添加)約230〜300mg
豆乳(無添加タイプ)約190mg
オレンジジュース(濃縮還元)約190mg
牛乳150mg

玉露は浸出液で100mlあたり340mgと最も高い水準と知られています。

カリウムが少ない飲み物

麦茶・紅茶・炭酸飲料はカリウムが非常に少ない部類に入ります。

出典:健康達人 mcsg.co.jp、jinlab.jp

飲み物カリウム(100mlあたり)
麦茶6〜12mg
紅茶(浸出液)8mg
玄米茶7mg
コーラ(炭酸飲料)0mg(検出なし)
アクエリアス8mg

玉露と麦茶では含有量に大きな差があります。

お茶・コーヒー・アルコール類のカリウム量

同じカテゴリでも種類によって含有量が異なります。

出典:まつもと薬局 カリウム含有表、メディカルフードサービス

飲み物カリウム(100mlあたり)
玉露(浸出液)340mg
煎茶(浸出液)約27mg
ほうじ茶24mg
烏龍茶13mg
ドリップコーヒー65mg
缶コーヒー90〜110mg
赤ワイン110mg

缶コーヒーはドリップより高い傾向があります。赤ワインはアルコール類のなかで比較的高い水準とされています。

腎機能が低下している場合の注意点

腎機能が低下すると、体内のカリウムを排出する働きが弱まるとされています。腎臓病ステージ3B以降では1日あたりのカリウム目安量が2,000mg以下に設定されるケースがあり、血液透析中の方も同様の基準が示されています。

出典:メディカルフードサービス、透析食.tokyo

玉露・野菜ジュース・豆乳(無添加タイプ)などはコップ1杯で200mg以上のカリウムが含まれることがあります。カリウムの摂取量を管理している方は選択の際に成分表示を確認してください。腎機能への不安がある方や、医療機関でカリウム制限を指示されている方は、飲み物の選択についても必ず担当医・管理栄養士に相談してください。

まとめ
・カリウムが多い飲み物は玉露(340mg/100ml)・野菜ジュース(約350mg)・トマトジュース・豆乳(無添加タイプ)など
・麦茶・紅茶・炭酸飲料はカリウムが少なく、同じカテゴリの飲み物でも種類によって大きな差がある
・腎機能が低下している方は飲み物のカリウム量も管理対象となるため、担当医に相談のうえ選択することが大切です