カリウムを食事で意識して摂りたいとき、まず思い浮かぶのはバナナではないでしょうか。実はカリウムを豊富に含む食品はバナナだけではありません。野菜・海藻・豆類を一覧で紹介します。
この記事でわかること
・バナナのカリウム含有量
・カテゴリ別カリウム豊富な食品一覧
・調理でカリウムが溶け出しにくい方法の一覧
バナナのカリウム含有量とその位置づけ
バナナ(生)のカリウム含有量は100gあたり360mgです。
出典:健康長寿ネット
皮をむくだけで食べられる手軽さが魅力です。1本(可食部100〜120g)で360〜430mg程度。食事摂取基準では目安量として男性2,500mg、女性2,000mg/日が示されています。
カテゴリ別カリウム豊富な食品一覧
海藻類(乾燥品)
海藻の乾燥品はカリウム含有量が特に高い食品群です。一食の使用量は数gと少量ですが、100gあたりの含有量は非常に高い数値です。
| 食品名 | カリウム(100gあたり) |
|---|---|
| 刻み昆布(乾燥) | 8,200mg |
| 乾燥わかめ(板わかめ) | 7,400mg |
| 乾燥ひじき | 6,400mg |
野菜・いも類
ほうれん草やパセリは含有量が高い食品です。
| 食品名 | カリウム(100gあたり) |
|---|---|
| パセリ(葉・生) | 1,000mg |
| ブロッコリー(花序・焼き) | 820mg |
| ほうれん草(葉・生) | 690mg |
| アボカド(生) | 590mg |
※ブロッコリー「焼き」は水分が失われるため100g当たりの数値が高くなります。蒸し調理では420mg程度です。
豆類・ナッツ
豆類にはたんぱく質とカリウムが含まれています。
| 食品名 | カリウム(100gあたり) |
|---|---|
| きな粉(青大豆) | 2,100mg |
| 大豆(蒸し) | 810mg |
| アーモンド | 760mg |
| 納豆 | 660mg |
出典:食と健康研究所
調理方法とカリウム含有量の変化
カリウムは水溶性のため調理方法によって含有量が変わります。
出典:笠井・横山クリニック
1. 生食・電子レンジを活用する
ほうれん草やブロッコリーは電子レンジ・蒸し・生食でカリウムが溶け出しにくくなります。
2. ゆで汁ごと食べる
カリウムはゆで汁に溶け出します。みそ汁や野菜スープのように汁ごと食べる料理では、調理中に水へ溶け出したカリウムも汁に含まれます。
3. 乾燥品の数値の読み方
昆布・わかめは乾燥時の数値が高いですが、一食の使用量は1〜5g程度と少量です。
複数カテゴリの食品例
野菜・海藻・豆類・果物など、さまざまなカテゴリの食品にカリウムが含まれています。以下は複数カテゴリにまたがる食品の例です。
- バナナ、わかめ(みそ汁など)
- ほうれん草(おひたしなど)
- 豆腐、納豆などの大豆製品
まとめ
・バナナ1本の可食部(100〜120g)にカリウムが360〜430mg含まれます
・昆布・わかめ・ほうれん草・大豆など幅広い食品にカリウムが含まれます
・カリウムは水溶性。電子レンジ・蒸し・生食や汁ごと食べるとカリウムが調理中に溶け出しにくいです
・複数カテゴリの食品にカリウムが含まれています
