健診結果票に「尿酸値 C判定」「要再検査」と書かれていても、数値の意味や次の行動が分かりにくいことがあります。この記事では、判定区分の読み方・検査前の注意点・再検査の流れをまとめます。
この記事でわかること
・健診判定区分(A/C/D2)と尿酸値の目安
・検査前日・当日に気をつけること
・再検査の推奨時期と受診の流れ
基準値と判定区分の読み方
尿酸とは細胞の代謝で生じる老廃物で、血液中に溶けた状態で腎臓から排泄されます。公益財団法人 痛風・尿酸財団によると、正常値(基準値)は男女共通で 7.0mg/dL以下 とされています。
出典:痛風・尿酸財団
2023年4月の日本人間ドック学会の会告をふまえ、多くの施設では以下の判定区分が採用されています。
| 判定 | 尿酸値の目安 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| A(正常) | 7.0mg/dL以下 | 引き続き経過観察 |
| C(要生活改善) | 7.1〜8.9mg/dL | 食事・生活習慣の見直し |
| D2(要精密検査) | 9.0mg/dL以上 | 医療機関への受診を推奨 |
施設によって区切りが異なる場合があるため、結果票の判定基準欄も合わせて確認してください。女性は女性ホルモンの影響で閉経前後から値が上昇しやすくなるとの報告があります。また、2.0mg/dL以下の極端な低値は医療機関への相談が推奨されています。
検査前に注意したいこと
尿酸値は食事・飲酒・運動の影響を受けやすく、条件によっては値が0.5〜2.0mg/dLほど上昇することがあるとされています。
| タイミング | 注意点 |
|---|---|
| 3日前から | プリン体の多い食品と飲酒を控えめに |
| 前日夕食 | 20時までに済ませる |
| 前日 | アルコールは控える |
| 当日朝 | 絶食で受診。水・お茶のみ可 |
| 当日 | 激しい運動は避ける |
| 服薬中の方 | 利尿薬・降圧薬は値に影響する場合あり。事前に医師へ確認 |
「要再検査」が出たときの流れ
健診で高めの値が出ても、食事・飲酒・運動の影響が残っている可能性があるため、すぐに確定とは言えません。薬剤や食生活の影響を考慮して 1〜2週間後 に再検査するのが一般的です。
出典:日経Gooday
再検査の内容は通常、血液検査(尿酸値)+尿検査(腎機能確認)のセットです。医療機関での再測定には食事を抜く必要はないとされる場合が多いです。健診の結果報告書や精密検査依頼書を持参して内科を受診するとスムーズです。
出典:富山西総合病院
尿酸値は1日の中でも変動し季節差もあるため、1回の健診結果だけで判断せず、複数回の測定結果をあわせて確認することが大切です。数値が気になる場合や再検査の通知が届いた場合は、内科やかかりつけ医にご相談ください。
まとめ
- 基準値は7.0mg/dL以下。判定区分はA(正常)・C(要生活改善)・D2(要精密検査)が目安
- 検査前日夕食は20時まで、当日は絶食・運動控えで受診
- 要再検査の通知が届いたら1〜2週間後を目安に内科へ。血液検査+尿検査のセットが一般的
- 1回の結果だけでなく、複数回の測定をもとに状態を確認することが重要
