体組成計に「体脂肪率28%」と表示されたとき、それが良い数値なのか悪い数値なのか、すぐに判断できる人は多くありません。この記事では、13%から40%までの主要な数値ごとに、判定・見た目の目安を一覧で整理します。

体脂肪組織のイメージ

出典:Wikimedia Commons

体脂肪率の判定基準(男女別)

体脂肪率の基準は男性と女性で大きく異なります。女性は生理的に脂肪が多く必要なため、標準範囲が男性より高めに設定されています。

判定男性女性
やせ10%未満20%未満
標準10〜20%未満20〜30%未満
軽肥満20〜25%未満30〜35%未満
肥満25%以上35%以上

出典:長浜赤十字病院

タニタ・InBodyなど機器メーカーにより基準値は若干異なります。数値はおおよその目安として参考にしてください。

数値別状態一覧(13〜40%)

以下の表は、主要な体脂肪率ごとの判定・見た目の目安をまとめたものです。

体脂肪率男性の判定女性の判定見た目・状態の目安
13%やせやせ筋肉の輪郭が浮き出るアスリート体型。持続には相応の運動習慣が必要
18%標準(細め)やせ〜標準下限引き締まったシルエット。スラっとした印象の数値
20%標準標準下限男性はしっかりした体型。女性はやや細め寄り
22%軽肥満標準男性は標準を超えた目安。女性は標準範囲内
24%軽肥満標準男性は軽肥満の中央付近。女性は標準の中央付近
26%肥満標準〜やや高め男性は肥満区分の入口。女性は標準の上限に近い
28%肥満やや高め男性は肥満区分内の数値。女性は標準を超えた目安
30%肥満軽肥満下腹部・太もも・二の腕に丸みが出やすい数値帯
35%肥満肥満全体的に丸みのある体型の目安
40%肥満肥満全身に丸みのあるシルエットの目安

出典:長浜赤十字病院、リエートクリニック

低め(13〜20%)の特徴

13%前後はアスリート体型の目安で、腹筋が見えるほど引き締まった状態です。ただし女性の場合、極端に低い状態は体への負担が指摘されることもあるとされています。18〜20%は男性では標準細め、女性ではやせ〜標準下限に位置し、スラっとした印象を与える数値帯です。

標準〜やや高め(22〜28%)の特徴

InBodyの実測データ(1億件以上)によると、日本人女性の20代平均は約28%、30代は約29%です。22〜28%は多くの女性が含まれる範囲で、25〜30%は自然な丸みのある体型と評されることもあります。男性では22%を超えると軽肥満〜肥満の区分に入ります。

出典:InBody Japan

高め(30〜40%)の特徴

体脂肪率30%は女性で「軽肥満」、男性で「肥満」に分類されます。くびれが不明瞭になりやすく、下腹部・二の腕に丸みが出る傾向があります。35%以上で女性も肥満の区分に入り、40%超は重度肥満の目安です。数値が高い場合は、医師や専門家への相談も選択肢の一つです。

まとめ

体脂肪率の数値は男女・年齢によって意味が変わります。上の表で自分の数値の位置を確認し、生活習慣を見直す参考にしてみてください。極端に低い数値・高い数値はそれぞれ体への負担が指摘されているため、「標準範囲の目安を知る」視点で活用するのがおすすめです。