食費を節約しようとしても、なかなかうまくいかないことがあります。

安い商品を選んでいるつもりなのに、月末になると思ったよりお金が残っていない。特売品を買ったはずなのに、冷蔵庫の中で使い切れない食品が増えている。こうしたことは、買い方そのものよりも「いつ買うか」が整理できていないために起こりやすくなります。

節約は、我慢だけで続けるものではありません。

買い物へ行く日、まとめ買いする日、買い足す日を分けて考えるだけでも、食費や日用品費の流れは見えやすくなります。

節約は「安く買う」だけでは続かない

節約と聞くと、まず思い浮かぶのは安い商品を探すことです。チラシを見て特売品を買う、値引きシールの商品を選ぶ、安いスーパーを回るといった行動は、たしかに支出を抑える方法のひとつです。

しかし、安さだけを基準にすると、かえって買い物の回数が増えることがあります。今日は卵が安い、明日はお肉が安い、週末は日用品が安いといった理由で何度も店舗に行くと、そのたびに予定外の商品を手に取りやすくなります。

食費が増えやすい人は、1回あたりの買い物額だけでなく、買い物に行く回数も確認してみる必要があります。1回2,000円の買い物でも、週に5回行けば10,000円です。そこに飲み物、お菓子、惣菜、日用品などが加わると、思った以上に支出がふくらみます。

買い物日を決めるとムダ買いに気づきやすい

家計を整えるうえで効果的なのが、買い物日をあらかじめ決めておくことです。たとえば、週に1回はまとめ買いの日、週の途中に1回だけ買い足しの日を設けるようにすると、冷蔵庫の在庫や食材の使い道を考えやすくなります。

買い物日を決めていないと、「牛乳だけ買うつもり」が「ついでに惣菜も」「安かったからお菓子も」となりやすいものです。必要なものだけを買うつもりでも、店舗に行けば目に入る商品が増えるため、意思の力だけで抑えるのは簡単ではありません。

反対に、買い物日を決めておけば、行く前に在庫を確認する習慣がつきます。野菜が残っているのか、冷凍食品は足りているのか、調味料は切れていないか。事前に確認してから買えば、同じものを重複して買う失敗も減らせます。

特売日は「行く日」ではなく「買うもの」を決める日

特売日は、上手に使えば家計の助けになります。ただし、安いから買うという考え方だけでは、節約につながりにくい場合があります。本当に必要なものか、使い切れる量か、普段の価格と比べてどの程度お得なのかを見ておくことが大切です。

特売日に向いているのは、日持ちするものや、使う予定がはっきりしているものです。米、調味料、冷凍できる肉や魚、トイレットペーパー、洗剤などは、家庭で使う量が見えやすいため、買うタイミングを決めやすい支出です。

一方で、生鮮食品を大量に買う場合は注意が必要です。安く買えても、使い切れずに廃棄すれば節約にはなりません。特売日は「とにかく買う日」ではなく、「必要なものを予定どおり買う日」と考えると、無理なく支出を整えやすくなります。

お客さま感謝デーも予定に組み込む

イオンをよく利用する人なら、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」を買い物計画に入れておくのも一つの方法です。対象店舗では、イオンマークのカード払い、AEON Payのスマホ決済、電子マネーWAONなどの支払いで、買い物代金が5%OFFになると案内されています。

ただし、割引があるからといって、予定外の商品まで買う必要はありません。お得な日ほど、買うものを先に決めておくことが大切です。米や洗剤、保存食品、よく使う日用品など、買う予定があるものを感謝デーに合わせると、無理なく節約につなげやすくなります。

イオンカードやAEON Payを使う場合も、目的は支払い方法を増やすことではありません。買い物日と支払い方法をそろえ、後から確認しやすくすることが家計管理の助けになります。

まとめ買いは「予算」とセットで考える

まとめ買いは、買い物の回数を減らせる点で便利です。余計なついで買いを防ぎやすく、忙しい人にとっても負担を減らせます。しかし、まとめ買いにも落とし穴があります。

それは、1回の買い物額が大きくなりやすいことです。冷凍食品、飲料、日用品、保存食品をまとめて買うと、レジでの支払いが想定以上になることがあります。「しばらく使うものだから」と考えても、その月の生活費を圧迫してしまえば、家計管理は難しくなります。

まとめ買いをする場合は、先に予算を決めておくことが大切です。たとえば、週の食費を15,000円以内にする、日用品は月10,000円までにする、といったように上限を決めます。買い物前に予算を決めるだけで、必要なものと後回しにできるものを判断しやすくなります。

ポイントは予算の外ではなく内側で使う

WAON POINTをためている場合は、ポイントの使い方も考えておきたいところです。ポイントがあると、つい「少し多く買ってもよい」と感じることがあります。しかし、ポイントを理由に買い物額が増えてしまうと、節約効果は薄れてしまいます。

ポイントは、予算を超えた買い物の言い訳にするのではなく、予算内の支払いを軽くするものとして使うのが基本です。たとえば、今週の食費予算が15,000円なら、その範囲内で必要なものを選び、支払いの一部にポイントを使う。こうすれば、ポイントを日常支出の補助として活かしやすくなります。

WAON POINTは、対象の支払いに応じてたまり、対象店舗での支払いに使えます。日々の買い物で自然にたまるポイントだからこそ、無理にためようとせず、必要な支出に充てる考え方が向いています。

買い物の回数を減らすだけでも家計は変わる

食費を見直すとき、最初から細かい家計簿をつける必要はありません。まずは、1週間に何回買い物へ行っているかを数えるだけでも十分です。

毎日スーパーに行っている人は、週5回を週3回にする。週4回行っている人は、週2回にしてみる。これだけでも、ついで買いの回数は減ります。買い物に行かない日をつくると、家にある食材を使い切る意識も生まれます。

また、支払い方法をある程度まとめておくと、後から振り返りやすくなります。イオンカードやAEON Payを日常の買い物に使えば、現金だけで支払うよりも履歴を確認しやすくなります。買い物日、支払い額、使った店舗を見返せると、どの日に支出が増えやすいのかも分かりやすくなります。

節約上手は買い物前に決めている

節約がうまい人は、買い物中に迷わない工夫をしています。買うものを決めてから店舗に行く、買い物日を決める、特売日に買うものを決める、ポイントを使うタイミングを決める。こうした準備があるから、売場で目についた商品に流されにくくなります。

反対に、節約が苦手な人ほど、買い物に行ってから考えがちです。安いものを見つけてから献立を考える、ポイントが多くつく商品を見てから買う、支払い時に予算を思い出す。これでは、家計の主導権を売場に渡してしまうことになります。

イオンをよく使う人なら、お客さま感謝デー、イオンカード、AEON Pay、WAON POINTを別々に考えるのではなく、買い物日のルールの中に組み込むと管理しやすくなります。大切なのは、何となくお得そうだから使うのではなく、必要な買い物を予定した日に行い、支払いとポイントを整理することです。

買い物日は家計を整えるきっかけになる

食費や日用品費は、毎日の暮らしに欠かせない支出です。そのため、無理に削ろうとすると長続きしません。大切なのは、安い商品を探し続けることではなく、買い物のタイミングを整えることです。

買い物日を決める、特売日に買うものを決める、まとめ買いは予算内に収める、ポイントは必要な支出に使う。こうした流れをつくるだけでも、家計は見えやすくなります。

節約下手だと感じている人ほど、まずは「何を買うか」よりも「いつ買うか」を見直してみるとよいでしょう。買い物日を整えることは、食費を無理なく管理する第一歩になります。

出典:イオンカード お客さま感謝デー

出典:イオンカード WAON POINT

出典:AEON Pay