3Dセキュアの特徴を徹底解説！

オンラインショッピングでクレジットカードを利用する際に、最近よく目にするようになった「３D」セキュア。これは「本人認証サービス」とも呼ばれており、オンライン決済の際に、カード情報だけでなくカードを所持している本人にしかわからない情報の入力も求める仕組みです。これによりオンラインショッピングでの不正利用を防止し安全性を高めてくれます。

3Dセキュアの仕組み

３Dセキュアを利用する際には、ご利用のカード会社での事前登録が必要です。オンラインでのお買い物の際に、カード情報に加えてあらかじめ自分で設定したIDやワンタイムパスワードを入力することで決済が完了する仕組みです。

しかし現在普及している３Dセキュア2.0では、お手持ちのスマートフォンからのお買い物や、繰り返し購入している商品の注文で本人認証を求められる機会はあまりありません。いつもと違う端末から買い物したり、高額決済の際に不正利用を防ぐために本人認証を求められる仕組みになっています。

3Dセキュアの効果

３Dセキュアの一番のメリットはクレジットカードの不正利用の防止です。これに合わせて、販売業者のチャージバックのリスクも減らすことができます。さらに３Dセキュアが導入されているカードはセキュリティ面に力を入れているというアピールにもなります。

3Dセキュアの注意点

３Dセキュアを導入すると、決済画面にてクレジットカード情報を入力した後に本人認証画面が表示されます。決済完了までに工程が増えると消費者が煩わしく感じてしまい、離脱に繋がってしまいます。これにより売上ダウンの恐れもあるので導入する際は慎重に検討する必要があります。