支援を受けられる期間は手当や地域によって異なる
結論から言うと、シングルマザーが受けられる手当の期間は手当や地域によって
異なります。ただ、「18歳に達する日以降の最初の3月31日までの子ども」としている場合が最も多く、他は中学3年生まであるいは地域によって年齢の制限が異なります。
18歳以下の子どもの親を対象としている手当
下記に記載している手当は、「18歳に達する日以降の最初の3月31日までの子どもの親あるいは養育者」が支援対象者となっています。「ひとり親家庭住宅手当」は地域によって手当の有無や内容が異なり、年齢制限は18歳もしくは20歳と地域によって異なります。また「18歳に達する日以降の最初の3月31日までの子ども」というのは、一般的に高校3年生を卒業するまでの子どものことを指します。
・児童扶養手当
・児童育成手当
・ひとり親家庭住宅手当(18歳もしくは20歳)
・ひとり親家族等医療費助成制度
こども医療費助成
こども医療費助成は、地域によって年齢制限が異なります。横浜市では0歳~中学3年生、神戸市では0歳~高校3年生などとなっているので各自治体で確認しましょう。
児童手当
児童手当は、0歳から中学3年生までの児童の親あるいは養育者であることが条件となっています。
特別児童扶養手当・障害児福祉手当の年齢制限
特別児童扶養手当と障害児福祉手当は、20歳未満であることが条件となっています。特別児童扶養手当は、精神・知的あるいは身体に障害のある児童を監護している親あるいは養育者が受けることができる支援です。障害児福祉手当は、精神あるいは身体に重度の障害をもつ児童に対して負担の軽減の一助として支給される手当です。また上記の手当は、シングルマザーでなくても受けられる支援で、条件や所得制限を満たしていれば受けられます。